冬季赤岳(文三郎登り・地蔵下り)
2024年3月、春山とは言えないかな?といった季節感の中、今季のラスト冬山として赤岳に登ってきました。 行程は2日間。1日目に、美濃戸口から行者小屋まで進み、テント泊。2日目に赤岳に登り、下山するというオーソドックスなもの。 では、行ってみましょう!1日目。 最初は良かったんですよ。「あぁ、もう春が…
谷川岳に登頂なるか⁉
1月13日(土)、谷川岳です。 数日前からの、てんくら予想がA~Cを行ったり来たり。なかなか定まらず、不安になってしまうメンバーも。 不安な時は止めておく。これ、すごくいい判断です。昨今は、情報が多く、多少状況が悪くても「行けるはず」と錯覚する方が増えています。 遭難事故件数が過去最高を記録するなど…
黒斑山 冬山デビュー編
今回は、冬山デビューにうってつけの黒斑山登山です。 急登がない、積雪もほどほど、歩行時間も長くなくてすぐに引き返すこともできる、風が強く冬山体験ができる、樹林帯から離れず風から身を守れる場所が常にそばにある―など、雪山を始めるのに最適な場所です。 しかし、今年は暖かく、直前まで雪がないのではないかと…
アイゼンをキンキンに研ぐ
冬の登山道具の手入れ紹介です。 登山頻度にもよりますが、物によっては磨耗、緩み、破れ、汚れ、欠損などしているものがありますので、シーズン終わりには、丁寧に観察し、補修が必要なものについてはしっかりと手入れしましょう。 やや大げさな表現ではありますが、登山道具・装備は、“命を預ける道具”ですので、状態…
上州武尊山 冬季登山
昨年の年山であった『上州武尊山』を登りました。標高は、なんと2020メートル。 2016〜2017年の年越しの際は、『標高2017メートルの『雲取山』で初日の出を見る』という情報がSNSで広く見られたため、山岳救助隊が雲取山での遭難に対応できるよう特別に備えていたほどでした。 上州武尊山は、日帰りで…
冬山入門のススメ 準備編
今回は、冬山の魅力についてご紹介したいと思います。 冬山と言うと、『どうやって登るの?』や『何が必要なのかよくわからない』、極端な例だと、『死ぬ』なんてイメージを持たれている方もいます。 1年のうちで山に雪がある期間は約7カ月と、1年の半分以上を占めているのに対し、登山者の人数比では、無雪期の登山人…