摩利支天大滝から阿弥陀岳北西稜への継続登攀に行ってきました。今回は、佐藤ガイドがザイルパートナーです。
佐藤ガイドとは年齢が近いこともあり、普段から山に行きますが、技術・体力・筋力共に彼には敵いません。単純に尊敬です。
で、肝心の本チャンルートはというと、、、
摩利支天が、なんと、、、簡単になってました‼️今期4度目の摩利支天大滝でしたが、3回目から4回目の間にかけて、よく登られたのか、若干階段状になっており、とても登りやすくなってました。が、スノーシャワーがすごく、雪まみれ(^_^;)
その後、左の沢筋を詰める予定でしたが、雪が積もっており、深そうだったので回避。斜度もあり雪崩れる可能性も否定できない上、ラッセルになったら時間ばかりかかってしまいますしね。
ベルグラ状の右の沢筋を詰めてから上部でトラバースし、北西稜に合流。取り付き点まで登り、登攀開始‼️
今回は左ルートを選択し、無事登頂。そして、今回のようなルートを登るといつも思うことがあるのです。昔々の登山ブームの時、技術も道具も未発達な中で、「よくこんなところ登れたなぁ」と、驚愕とも感心とも言えないなんとも不思議な気持ちになってしまうのです。
赤岳山荘出発で、全行程15時間の長丁場となりました。
いつ見ても青空に映える雪化粧の八ヶ岳は見とれるほどの美しさです。難関ルートだけに、北西稜から見る景色は格別です。
中山尾根、阿弥陀北西稜にチャレンジしたい方、お待ちしております‼️