『峰の松目』は、八ヶ岳の北沢から、峰の松目沢を遡行する、マルチピッチ アイスクライミングルートです。
正規のルートですと、峰の松目から南東に延びる沢筋ですが、ネット場ですと南西に延びる沢筋を登っている記録が多くあります。
南東沢は、F1~F8まであり、その年々の氷結具合によりますが、F1とF8にしっかりとした氷瀑ができやすいです。
今年はというと、1月上旬の時点で、F1以外はほとんど凍っておらず、F5から上はドライでした。凍っていればそこまで難しいルートではありませんが、ドライとなるとプロテクションも取れず、シビれるルートでした。
全体的に雪はありますが、下部は凍っているのに、上部は全く氷が付いていませんでした。雪➡️融解➡️氷結を繰り返し、氷瀑が形成されることから、上部では降雪以後の気温の上昇がほとんどなかったのかなと推察しています。
今年は残念でしたが、来シーズンにリトライする決意表明を早速いただきました。
よろしくお願いいたします^_^