ガイドさんによるラペリング講習に行ってきました。
初心者向けの講習となっており、主に
- ラペリングとは
- 使う時、場所、状況
- セットの仕方
- 支点構築
- バックアップを取った懸垂下降
- エイト環の利点
- 登り返しのシステム
について、最初に手順を説明し、実際にやってみるといった形式で進行し、あっという間に時間が過ぎていきます。
統計では、クライミング時の事故の約25%は、懸垂下降時に起きており、その特性から、死亡などの重大事故に繋がりやすいとのことでした。
近年、ユーチューブなどの発展で、少し難しいルートがより身近に感じられるようになった一方、ハイキングの感覚で、ヘルメットやロープも持たず、それらが必要とされるルートに入ってしまう方が多くなっているそうです。
登山は楽しむもの。怪我や命を失うリスクを負うよりは、事前に安全のための技術を習得しておくほうが良いですね。