谷川岳に登頂なるか⁉

谷川岳に登頂なるか⁉

1月13日(土)、谷川岳です。

数日前からの、てんくら予想がA~Cを行ったり来たり。なかなか定まらず、不安になってしまうメンバーも。

不安な時は止めておく。これ、すごくいい判断です。昨今は、情報が多く、多少状況が悪くても「行けるはず」と錯覚する方が増えています。

遭難事故件数が過去最高を記録するなど、増加傾向にある要因の1つだと考えられます。

話が逸れましたが、今回は、より詳細な天気図を元に、午前9時から午後4時までは比較的安定し、その後荒天に変化。2000メートル付近では強い風が吹くと予想。逆算し、午後1時をタイムリミットとしてトライ。

前日の降雪と土曜日であることから、トレースの状況により登頂できる可能性は30〜40%と見積もっていました。

朝9時、天神平出発。天候は雪はチラチラ降っているが風はなし。トレースは埋まっているが、表面から10センチほどは踏み固められており、問題なく尾根に。

稜線に出ると風が出ていたが5メートル程度。熊穴沢避難小屋までは、風で飛ばされてきた雪でトレースもなく、ワカン装着。

避難小屋付近では風速10メートルほどまで風が強くなる。

ここからが本番!と、トップを交代しながら進みます。

残念ながら肩の小屋目前でタイムアップ。残念ですが、1900メートル付近で、天候も惡かったので、約束通り撤退。

雲の切れ間で記念撮影をしつつ下山開始。

風速は、最大で15メートルほど。視界は悪いときで10メートルほど。

気づいたことが一つ。普段はしない自撮りをしてみたら、めちゃめちゃ老けてました。帽子が悪いだの寒さで皮膚が収縮してただの言い訳しましたが、いわゆる老化です、、、、、ショックを受けました。

目印を付けてくださっている、「沼田山岳会」の方々には感謝!近くに住んでいれば、こういうしっかりとした山岳会で山のいろはを勉強するのが一番だと思います。

熊穴でひと休憩。顔をネットに露出させない超絶技巧でパチリ。

帰りは、「諏訪峡」さんで、小洒落た洋食をいただきながら、健康診断の大切さについて盛り上がります。

皆さんお疲れ様でした。山は逃げませんので!また仕切り直ししましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です