こんにちは。日に日に暖かくなり、山では新緑が出始めてしまっているところもあります。
今回はアルパインの入門ルートとして知られる、朝日岳の東南稜に行ってきました。
ルート自体は難しくないため、那須岳の〝爆風〟が一番のリスクになるかと思います。当日も風が強く、顔に当たる雪が痛いっ!
山の神様に深々と頭を下げ、今年の安全登山を願います。
登山開始。うーん。ガスがかかってますねー。この時点では、風はなく軽快に歩きます。
〝門〟に向かって歩く御一行。
徐々に険しくなり、風も出てきました。風に当たると、大きく体温を奪われるので、装備を整えます。
懸垂地点はボルトが整備されており、安心して降りられます。この頃には風が強く、ロープが流されるように。
もともと、朝日岳は風が強く、雪が飛ばされるのですが、今年は特に雪が少ないように感じます。
ここは風の通り道、サクッと通過するに限ります。
振り返ると、ガスの切れ間が。雪化粧の茶臼岳を望みます。
そしてすぐに、またガスに飲まれます。最後の登り。2級程度ですが、念の為ロープを出します。
頂上では、山の神様の社にお参りをし、早々に下山開始。
予定時間より少し早めの下山となったので、帰りに避難小屋で長めの休憩。この日の気温は、−5度でした。