2024年3月、春山とは言えないかな?といった季節感の中、今季のラスト冬山として赤岳に登ってきました。
行程は2日間。1日目に、美濃戸口から行者小屋まで進み、テント泊。2日目に赤岳に登り、下山するというオーソドックスなもの。
では、行ってみましょう!1日目。
最初は良かったんですよ。「あぁ、もう春が近いなぁ」なんて。
途中から、大雪が降り始め、次第に横殴りの風までも吹き始めました。この季節の雪。そう湿雪です!歩きにくいし、荷物重いしで全然楽しくない。
どうにかこうにかで、行者小屋につきました。こんな日なのになかなかの賑わいよう。
風が強いので、ササッとテント設営しちゃいます。もたついてると、飛ばされちゃいますからね。
えぇーーー、本日のデザートはプリンだとっ!?会心のできです!
そして、そして、何やら外が騒がしい。ちょっと見てみようかとテントから出てみると、めちゃめちゃキレイな星空が!
写真タイムに突入!
↓の星空も肉眼で見るととてつもなくキレイ!
私が山の景色で一番好きなのは、夜の星空です。静寂の中、月明かりに照らされる山と満天の星空。
初めて見たときの感動は忘れられません。
最高の気分で眠れました。
で、翌日。曇ってます、、、なんで?
本来、地蔵尾根を登る予定でしたが、前日の雪と風でトレースが埋っていたため、文三郎尾根ルートに変更。こちらのほうが阿弥陀岳に行く方もいるため、地蔵よりもトレースが残っている可能性が高いだろういう思惑です。
登り始めると、以外にもトレースが残っており、サクサク進みます。
隣を見ると、阿弥陀岳北陵にアタック中のパーティが見えます。どこにいるかわかりますか?
そしてついに着きました、頂上!
って、そんなわけないじゃん!とツッコミつつ、登ります。
途中から、天気が良くなり、富士山までよく見渡せます。
で、こちらが本物の頂上。行者小屋から頂上までは2時間半ほど。
帰りは地蔵ルート。最高の見晴らしの中、下山開始。
下山途中、地蔵ルートを登ってきた登山者にすれ違いました。軽アイゼンで、ズルズル滑りながら大苦戦していました。
やはりこちらのルートは雪が深く、大変だとのことでした。
そして無事に行者まで戻り、テントを撤収して美濃戸に戻りました。
今回は、やっぱり、夜の星空が最高でしたね!
冬山も終わったし、春はどこに登ろうかな〜っと。