小同心クラックは、赤岳鉱泉を起点に、小同心から横岳に登り上げる八ヶ岳でも代表的なバリエーションルートの一つ。
今回は、一泊二日テント泊での山行です。
1日目、赤岳山荘から赤岳鉱泉。社のくまモンに安全登山を願い、テクテクテクテク。長い、、、、
テントを張ったら、乾杯!
この麦汁の神々しさよっ!!
せっかくのテント泊なので、自炊。飲み食いしながら他愛もない話をします。この時間が一番好き。
2日目は5:00スタート。日の出は5:30のため、ヘッデンスタート。大同心基部まで着くも、ガスで何も見えない。
ところが、徐々に好転し、小同心の全景が露わになると、俄然盛り上がります。
小同心の基部までのトラバースは注意が必要。場合によっては、ロープを出すことも必要。
よっしゃ、快晴になった!強運の持ち主は誰だっ?
途中、歩きも含めた全5ピッチ。グレードは4級が2箇所。核心は第2ピッチ。
クラックと名前はついているが、実際はチムニーサイズ。ホールドは多く、立体的な登りを楽しめる。
100メートルちょい登ると、横岳山頂に到着。時間は10:00。
登ってきたルートを横から見てみる。
「えっ、これ登ったの私たち?!」といい反応が心地良い。実は初バリエーションだったお二方。満足感はひとしお。
硫黄岳山荘で休憩を取り、硫黄岳を経由して赤岳鉱泉へ。テントを撤収して帰ります。
午後からの雨予報も何のその。強力な晴れ女のおかげで快晴のまま山行を終える。
と、思っていた、、、、
なんと、晴れ女を駅におろした途端、雲行きが怪しくなり、土砂降りに突入。ワイパーは最速のやつじゃないと前が見えません、、、、、
なにはともあれ、とてもいい山行でした。