飯豊連峰西俣ノ峰〜大石川東俣

飯豊連峰西俣ノ峰〜大石川東俣

迫る禁漁期を前に、飯豊連峰の端に位置する西俣ノ峰から大石川東俣に登山・沢登り・釣りのバリエーションに行ってきました。

今回のルート

川入村の登山口から登り始めます。波線ルートですが地元山岳会の方々により下草が払われ、歩きやすいです。

登山口入り口は約300mで、西俣ノ峰は標高1,023mなので、標高差700m程。2時間程で頂上に到着します。

頂上で一息入れ、ルンゼを大石川東俣に向け下降します。

地図上では標高630m前後ですので、高低差約400m。道はないので、ルートファインディングに集中します。滑りやすいかなりの急斜面を、真横に生える木々を手掛かりに降りていきます。

途中、何度か懸垂下降を繰り返し、難所を通過していきます。

20m弱の滝を懸垂下降

3時間半程で、大石川に。日が出ているうちに付近を偵察し、現在地の同定と野営地の候補地を探します。

地面をならし、タープを張って寝床を確保。釣りに出発です。

10月を目前に、東北は気温も下がってきているため、沢登りの人は見当たりません。釣り放題‼️

2匹釣り上げたところで、野営地に早めに戻り焚き火の準備にかかります。

前日の雨で流木も湿っていたため、焚き火を安定させるのに難儀しましたが、仲間が戻るまでにはなんとか形になりました。

この日の釣果は合わせてイワナ14匹。尺ものも何匹かいます。

ご飯を炊きながら、魚は串焼き、天ぷら唐揚げ、ちゃんちゃん焼きにして美味しくいただきました。やはりご飯は炊きたてが美味しいですね。

焚き火を囲んで、今年の沢登りの振り返ります。いい気分のまま就寝。

翌朝は、途中で採取したキノコと山菜を加えた麺。本日の登りに備え、いつもより多めに食べてから出発。

前日の偵察時に確認しておいた、緩斜面の尾根を詰めていきます。緩いといっても、かなりの傾斜、アンザイレンしビレイを取りながら登ります。

予定より1時間遅れの13時に尾根に到着。西俣ノ峰まで移動し、休憩。そのまま登山口まで下ります。

いやー、今年の沢納めも良かったです。沢納めの後は、冬に向けて徐々に準備を始めないと。

下山後は、川入荘で汗を流し、臭くなった服を着替えます。

温泉なので写真が撮れないのが残念ですが、こんな最高の眺めの温泉はなかなかありません。

露天風呂からはこんな感じの景色が。

本当におススメです‼️飯豊山に来た際には是非立ち寄ってみて下さい。

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